看護師は日々忙しく、多くの業務をこなしています。特に新人看護師だと現場に慣れていないこともあってパニックだという人も多いでしょう。しかし患者さんやその家族からすると新人かベテランかは関係ありません。

質の高い看護を行うためには、業務の効率化は大切なことです。ここでは、多くの業務をこなすコツをまとめています。

周囲はとてもバタバタして忙しいというのに、なぜか落ち着いている人がいる、あの人はいつも悠然としていてあくせくしていないという先輩や同僚が必ずいます。この人たちは決して仕事をさぼっているわけではなく、優先順位の立て方が上手であることと、仕事を効率的にこなす方法を知っているからです。

効率的にこなすのに、できることとできないことをよく理解している、これをやると決めた仕事に集中している、そしてその仕事にかかるスピードをくみ取るという3つのことを身につけているのです。

1つ目の説明をすると、できることは自分でやり、自分でやるとかえって時間がかかるなと思ったものは迷わず周囲に頼るのです。2つ目はやると決めた仕事に集中するとスピードアップし、作業時間が短くなります。そして3つ目はそれぞれの仕事にかかる時間を理解しておくと、急な仕事が入っても予定を調整しやすくなります。

新人看護師は任された仕事は全部自分がやると抱え込みがちです。しかし優先順位を決め、優先順位が低く、自分一人では無理と判断したものは周囲に頼ることが大切です。そうすることで仕事が効率化でき、心に余裕ができるので質の高い看護ができるようになるでしょう。